やまんばの森 森林療法セミナー

森で癒される、森に元気をもらう。森には不思議な力があります。
都市生活でたまったストレス物質が森で解消されるということが、数年前から医学的にも証明されはじめています。やまんばの会では、2009年の新しいプロジェクトとして、森と健康とのつながりを研究し、森づくりを進める上でのプログラムづくりを行いたいと考えています。その一環として、やまんばの森・森林療法セミナーを開催します。

第1回 森林療法セミナー

と き  2009年9月5日(土) 13:30~16:30 (受付 13:00~)
ところ  近江はにわ館 かたりべホール (米原市顔戸281-1近江図書館の隣)

内 容  ■ 講演 「森林を健康に 人間も健康に」
     ~湖北における森林療法の可能性を考える~
      上原 巌 さん(東京農業大学准教授)

      ■ 森づくり活動の紹介 どっぽ村(湖北町)、やまんばの会(米原市)

講師プロフィール

上原 巌(うえはら・いわお)

昭和39(1964)年長野市生まれ。昭和63年から平成7年まで、長野県の農業高校教員として勤務する。その後、東海女子大学、兵庫県立大学を経て、平成18年より東京農業大学で教鞭をとる。現在、東京農業大学森林総合科学科准教授。農学博士。日本カウンセリング学会認定カウンセラー。主な著書:「実践 森林療法最前線」「森林療法のてびき」など、単・共著合わせて15冊。http://www.geocities.jp/ueharaiwao/




第2回 森林療法セミナー

と き  2009年10月10日(土) 10:00~15:30 (受付 9:30~)

ところ と 内容
 【午前10~12時】 やまんばの森(米原市日光寺東溜自然公園奥)にて
   ■ 森の観察と里山の手入れ

 【午後1時30分~3時30分】 近江はにわ館 かたりべホール にて(近江図書館隣)
   ■ 講 演 「心地よいと感じることはすべて治療につながる」
      黒丸尊治 さん(彦根市立病院緩和ケア科部長)

  ※ 昼食・飲み物をお持ち下さい。服装は、長袖・長ズボン、運動靴でお願いします。

講師プロフィール

黒丸尊治(くろまる・たかはる)

1959年東京生まれ。1990年より関西医科大学、九州大学、洛和会音羽病院における心療内科を経て、2002年11月より彦根市立病院緩和ケア科部長となり現在に至る。がんの終末期のみならず、がんという診断がついた段階から、死に至るまでのすべての段階で緩和ケアが必要との観点から、緩和医療に取り組んでいる。また、ホリスティック医学にも深い関心を持ち、1989年5月より、大阪にて一般の人を対象にしたホリスティックフォーラムを定期的に開催し、この分野でも精力的に活躍。日本心身医学会指導医。日本ホリスティック医学協会理事、同関西支部長。





第1回セミナー

キーワード/
森林療法とは、身近な森林に出かけ、その中で過ごしたり、作業を行うことにより、自己治癒力を高め、心身の健康増進をはかることである。

森林療法に期待されていること
・ 生活習慣病の予防
・ こころの健康づくり
・ 医療・福祉での利用

森林療法は、イコール 森林のガイドを行うことではありません。

第2回セミナー

キーワード/
ストレスは免疫力を下げる。