第1回 やまんばの森 里山体験レポート 2010年6月19日・20日 梅雨の合間、みんなで里山を体験してきました!

2日目 五色の滝 源流トレッキングに出発

6時半に全員起床。朝食は地元のベーカリー「バンブラン」のパンとスープ。今日は五色の滝に行き、源流をトレッキングします。天気は曇り。

宿を出発して、20分ほどで登山口に到着しました。ここからバスを降りて、いよいよトレッキング開始です。最初の30分は少々険しいコースでしたが、瑞々しい草木を愛で、野鳥のさえずりを聞きながら頑張って登ります。清涼感あふれる渓流が見えてくると気持ちも高ぶり、満ち足りた気持ちで登り切ることができました。森が豊かだから美しい沢が保たれるんですね。このトレッキングは小学生高学年以上が参加できる内容ですが、事前にやまんばの会の方が枝を払ったり、滑りやすいところに印をつけてところどころにロープを準備してくださいましたので、全員ケガもなく、無事に登り切ることができました。 澄んだ水と、森から最高のエネルギーをもらうことができました。

道の駅 伊吹の里で昼食

下山してバスに乗り、道の駅を目指している途中で、バケツをひっくり返したような激しい雨に見舞われました。トレッキング中に降らなかったのは奇跡でした。

道の駅「伊吹の里」にある「若いぶき」というレストランで昼食(いぶき定食)をいただきました。まさにスローフード三昧。珍しい山菜に盛り上がりながらおいしくいただきました。

参加者もこの頃になると、互いに打ち解け、会話も弾みました。 最後に、道の駅で地元の食材などの買い物を楽しんでから、バスで米原駅に戻り、14時頃解散しました。たった2日間でしたが、内容の濃い時間を共に過ごした参加者同士の別れは、少々悲しいものがありました。本当にお疲れ様でした!廣瀬さん、やまんばの会のみなさん、本当にありがとうございました!

  • この季節、野外のプログラムは期待してはいませんでしたが、その時だけ雨はなく、梅雨のまっただ中、うれしい裏切りでした。大久保の早朝、夏鳥・アカショウビンの、ライブのさえずりを聞けたことだけでも、大々満足。
    心やさしい人たちと過ごした、おだやかな時間は、本当に、うれしいものでした。 (Tさん・男性)
  • 合宿みたいで、学生時代の気分になれて楽しかったことと、普段体験できないことを体験でき、とても感動しました。自然についていろんなことを学べたことも、子供にも良い勉強になったと思います。 (Oさん・女性)
  • 中身の濃い2日間でした。蛍の美しさにみとれ、ふなずしにもチャレンジできました。里山の現状を知り、自分に何ができるのかを考える機会になりました。 (Iさん・女性)
  • 森の散策は、両日ともに素晴らしいものでしたが、個人的には、二日目の五色の滝へのトレッキングがとても気に入りました。素晴らしい景色で、自然を五感で感じることができました。所々に水辺があり、本当に気持ち良かったです。あのせせらぎの音は、本当に落ち着きました。美味しい空気に素晴らしい景色、そして水の音や生き物の鳴き声。普段は味わうことができないものを心と身体に吸収できたと思っています。 (Oさん・女性)
  • 木の間伐、トレッキング、蛍鑑賞、草木等の説明があったのでお楽しみと学べること の両方があったのがよかった。 (Oさん・女性)
  • このたびは里山体験は、「やまんばの会」「伊吹の源流を考える会」という二つの団体のご協力なくしては実現できなかったものでした。 この場を借りて心からの感謝をお伝えしたいと思います。

    この二日間を通じて、一個人としても様々な体験や気づきがたくさん生まれました。
    ホームページという枠を超えて、会員様とお話しできたこと、二日間を通じてみなさんと一緒に様々な体験をご一緒できたこと、そして参加していただいたみなさんからのお言葉。どれをとっても素晴らしい体験でした。本当にありがとうございます。

    今後も里山を守る活動へのご協力は、出来る範囲で末長く続けて参りたいと思っています。そしてこのような会員様への体験のご提供も、定期的にできたらと考えています。今回ご参加いただけなかったかたも、ぜひお楽しみに!

    そして最後に、参加して下さったお子様から頂いた、私の宝物をご紹介します。 この2枚は、今まで働いていて良かった!と心から思い、感動したプレゼントでした。Sちゃん、Yちゃん本当にありがとう!
    そして、今回ご参加いただいたみなさん、助けていただいてありがとうございました!!  (ハウスウェルネスフーズ 丸山)
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