やまんばの里山だより

vol.4里山の楽しみ方 その2

写真:やまんばの森の石窯

石窯のちから

里山はエネルギーのかたまりです。今から40年前は、日本のいたるところで薪を使う生活がありました。ご飯を炊くのも、お風呂を沸かすのも薪でした。それが、ガスや電気、灯油を使うことが当たり前になったころから、里山に人が入ることがなくなり、森は姿を変えていきました。昔の暮らしに戻ることは難しいですが、新しい形で里山を活かす方法のひとつとして、やまんばの森では不用な木を石窯の燃料として使っています。

写真:やまんばの森学園にて

やまんばの森では、ピザやパンを作ることも大切なプログラムです。薪を燃料に食べ物を調理することは、里山の本来の価値を五感で知る現代的な手法だと考えています。小麦粉をこねるところから始まり、生地を発酵させ、平たくのばしていきます。ピザに好きな材料をトッピングしたり、パンにチョコレートやチーズを入れたりと、とても楽しい作業です。

写真:やまんば石窯ピザ

石窯に火を入れて2時間ほど経つと、準備OKです。そして、火のついた薪を外に出し、余熱だけで焼いていきます。5分ほどで、こうばしいピザやパンが焼き上がり、子どもにも大人にも大好評です。なぜこんなにもおいしいのか。どうやら、石窯からは遠赤外線が出ているらしいのです。

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